不動産購入 - Buy » 現金で購入した際の決算書

不動産を購入した際、契約が完了したことを証明する最も大事な書類であるエスクロー決算書について解説します。

エスクローとは
エスクロー会社の役割は、書類の確認と売買の決算です。オファー書類の契約内容に沿って、正式契約までに必要な書類の確認を代行し、全ての必要書類と必要金額が確認できた時点で、新しいオーナーの名義登録を行い、エスクロー決算書を作成し、支払、送金などの決算を行います。エスクロー決算書はSettlement StatementまたはClosing Statementと呼ばれます。

エスクロー決算書の重要性
エスクロー決算書はエスクロー手数料や譲渡書の登録費用など、買主の経費が記載されています。購入価格の証明になる大事な書類で、税金申告にも必要になります。
なお、エスクロー会社には5年間は契約書類を保管する義務があり、この期間にコピーをリクエストすることが可能です。

エスクロー決算書でチェックしたいこと
・エスクロー手数料:売主も買主も同額です。 [契約価格/ 1000×($1.50∼2)+基本料($195∼275) ]が相場。
・日割り計算固定資産税(Property Tax)特別地域不課税(Mello Roos Tax)、管理協同組合費(HOA Fee)など、該当物件に付随する経費は、全て契約日を基に日割り計算されます。
・コミッションなし:アメリカでは売主が売主と買主の不動産会社両方への仲介料を払うシステムが一般的です。通常は買主には不動産会社へのコミッションなどの支払義務は生じません。
・消費税なし:不動産購入の際の消費税はありません。
・災害保険:隣人への被害に対して賠償責任を問われる国です。隣接する家への火災や水漏れによる被害に対する賠償責任は、保険でカバーされているのが必須です。加入する災害保険の補償の内容を注視して確認するようにしてください。

(ライトハウス2017年9月1日号「不動産マメ知識」コラム掲載)