不動産購入 - Buy » 今の不動産マーケットの状況は?

Q1.家の購入を考え始めています。ところが友人から聞いた話では、投資家達が買いあさっている為、融資を受けてマイホーム購入を考えている人達が、手出しできない状態と聞きましたが? 今のマーケットは、どうなっているのでしょうか? 

A1.現在、現金買いの投資家が非常にアクティブに不動産投資を行なっているというニュースが入っています。マーケットに出た物件は数日以内に複数のオファーが入りオークションのような状態が続いています。現金買いの投資家達が買いあさっているマーケットでは、ローンを組んで家を購入しようとしているバイヤーは、非常に大変な苦労をしています。このためせっかくの低金利を利用して、家の購入をしようとしているホームバイヤーは10件以上のオファーを出しても断られ続けているといった新しい社会現象を作り出していると言われています。


Q2. Buyerのマーケットだと思っていたのに、いつの間に売主側になったのでしょうか?
この状態がこれからずっと続くのでしょうか?

A2. 今の状態は、いろいろな要素が入り組んで起きている現象です。 

長期間の不況の結果 2005年から始まった長期にわたる不動産マーケットの低迷により、不動産価格がかなり下落した事実。また、この期間に賃貸をしてマーケットが戻ってくるのを待っていた人々がマイホーム購入しているという事実。  

安全投資 不安材料の高いヨーロッパの信用不安などで他に投資先のない投資家が注目していること。安定した賃貸収入と不動産値上がりの両方を期待できる不動産投資に、プロの投資家達の関心が高くなっています。

史上最低金利 30年固定3.5%という驚くべき数字がオファーされています。この低金利レートによるFirst Time Buyerはかなりな数と想定されています。「今年こそマイホーム!」と計画する方は多く、マーケットは間違いなく動き出しています。  

季節的な価格調整  毎年、1月から6月までの期間、不動産の値上がりが話題に乗るようですが、夏を越えると毎年のように、アジャストメント調整が入り、価格の上昇がストップまたはスローダウンします。

Buyer 今年こそという思いからか、一般のバイヤーは1月から不動産サーチを始めるケースが多く、夏の終わり、子供の学校が始まるまでが不動産の活発な時期となります。そしてそこから年の暮れまでは、子供の学校、家族で楽しむホリデーなど、クリスマスまでは多忙な生活となり、そして家の購入への関心は来年まで棚置きされていくというケースが毎年多くみられます。
  
Seller 年の初めに動き出すマーケット状況の結果、売主の期待感が高まり、少しずつ売り価格の設定が上がり始めます。この期待感が大きくなりすぎて夏ごろになると売り価格の調整が始まります。ちなみに今年も7月の記録で価格調整があり、平均の売り価格が少々下がりました。


Q3. 季節的調整は、初めて聞きました。購入は急いでいないので、もう少しマーケット状況を静観しようかなとも考えています。その間にオープンハウスなどを見て回ろうと考えています。特に今のうちに準備しておいた方が良いことなどがあれば、教えてください。

A3. 不動産購入のタイミングは、2つの要素が主になります。1は、もちろんマーケット状況です。約10年に一度と言われるアメリカの不動産サイクルは無視できませんが、もう1つの金利レートも非常に大事な要素です。30年間の固定利率が、歴史上の低金利というタイミング、このチャンスを逃さないで欲しいと思います。金利レートの変化により、月々の支払額は同じでも、借りられる融資額が変わっていく事実に注目してください。通常選挙前は、金利レートが上昇することはないといわれていますが、11月の選挙の後がどうなるのかが、心配です。 

(例) $200,000を融資で受けた場合、金利レートによる月々の支払額の違いを比べてみてください。 3.5% $898, 4% $955, 4.5% $1,013, 5% $1,074

またご自分のクレジットヒストリーをチェックしてください。ただし訂正には数ヶ月掛かることもありますので、記録が正しいかどうか前もって確認、間違いがあれば訂正しておくことができます。クレジットヒストリーのスコアについてのアドバイスなども、ローン融資の方にご相談してください。ヒストリーが足りない可能性がある方は、今から数ヶ月間だけでもスコアを高くする為のプロセスを始められます。 

(2012年12月)