不動産売却 - Sell » エスクロー中の契約キャンセル(その1) (売却)

Q1.エスクロー中の契約のキャンセルは可能でしょうか?

A1.その理由とタイミングが重要です。オファーと呼ばれるカリフォルニア州不動産協会の不動産購入契約書(CAR Form RPA-CA)にはContingency コンティンジェンシーと呼ばれる購入条件がリストされています。それぞれの購入条件を期日内に取り外し、すべての条件を取り除いて、正式契約を迎えるプロセスです。これらの条件が理由で、その期日内に契約をキャンセルする場合は、買主に落ち度はなく手付金も返却されます。


Q2.買主の融資手続きのため、エスクロークローズが3日間遅れると言われました。これはキャンセル理由になりますか?

A2.過去のケースによると、エスクロークローズが数日から1週間ほど遅れる範囲では、売主側からだけのリクエストによるキャンセルは難しいかもしれません。


Q3.物件調査の結果、かなりの修理が必要であり、買主から契約価格の交渉を持ち込まれました。今の時点では、契約自体をキャンセルしたいと考えていますが …。

A3.Physical Inspection Contingency。物件調査の結果、買主および売主にとって想定を超えているコンディションだったという理由でキャンセルは可能です。この場合のオプションは、契約価格再交渉、修理またはクレジット、契約キャンセルの3つです。


Q4.物件調査以外では、契約条件はどのようなものがあるのでしょうか?

A4.契約条件は、オファー書類(CAR Form RPA-CA 不動産協会の書類)に記載されています。下記の条件(主なもの) をそれぞれクリアーして、正式契約まで進みます。

All Buyer Investigations other than Physical Inspection =情報書類
Financing =融資
Appraisal =不動産鑑定
Title Preliminary Report =不動産所有権の調査リポート
Condominium/Planned Development (HOA) Disclosures = HOA、協同組合の規則などの情報
Report Disclosures =災害エリアマップ、保険クレームの有無、ローカルエリアの情報レポートなど