不動産売却 - Sell » レンタル物件のオーナーになる

家を売らずにレンタルとして保持するという対策について、読者の方からの質問にお答えします。

読者:
今年の末には帰国予定ですが、マーケットが戻るまで家の売却を待ったほうが良いかなと迷っています。もし家をレンタルとしてキープする場合、前もって帰国前にしておいたほうが良いことはありますか?

保科:
いくつか指摘したいと思います。
第一にファイナンスです。あなたのローンの種類(Fixed固定、Adjustable変動)や期間(1、3、5、7,15、30年))、利子のレートなどを注意してチェックすることをお勧めします。もしリファイナンスが必要であるという場合は、必ず帰国前になさることをお勧めします。この理由は、一旦帰国なさるとNon-owner occupiedレンタル物件扱いになりローンのレートが高くなること、過去2年以上国外に住むオーナーという理由でリファイナンスが不可能になる可能性があることなどです。  

次は家のメンテナンスです。家の外、中、庭、フェンス、ゲートなど、修理が必要な箇所は前もって行うことをお勧めします。水漏れによる事故は、被害額が大きくなる傾向があるため、事故防止に気をつけましょう。プラミング系統、特にシンクやトイレのアングルストップ(壁からの水道配管箇所)などは注意してチェックしてください。水漏れ事故の50%近くがアングルストップの故障が原因という統計が出ています。洗濯機のホースの亀裂からの水漏れ事故も多いケースの一つです。黒いゴムのホースではなく、コマーシャルグレードのメタルホースに取り替えることも良い事故防止アイデアです。


読者:
一応売却が第一希望なので、マーケットに出してみて、売れるかどうかトライしてみたいと思います。数ヶ月試してみて売れないときは、リファイナンスをしてから人に貸すことを考えているのですが?

保科:
マーケットを試したいお気持ちは分かりますが、ここで注意する点があります。一旦マーケットに売りに出すと、その後リスティング契約をキャンセルしてもMLS(不動産協会のリスティングサービス)に売りに出ていたという記録が残ります。売りに出していた期間から3ヶ月から6ヶ月間はリファイナンスを待たなくてはならないローン会社の条件があるため、前もってローンブローカーに確認を取ってください。